「まさか天気の話なんかしていませんよね?」
初対面の相手と商談をするのにいきなり本題に入るのもどうかと、世間話=アイドリング・トークをする人も多いかと思います。アイドリング・トークは場を温めることが目的なので、差し障りのないテーマが適している・・・と、世の指南書には書いてあります。でも、「まさか天気の話なんかしてませんよね?」と言うのは、あるトップ営業パーソン。なぜ天気の話がいけないのでしょうか?
「それは、天気の話題は往々にして答えが限定されてしまうからです。
『いいお天気ですね』 『そうですね』
『今年は雨が多いですね』 『多いですよね』
『暑いですよね』 『本当にそうですよね』
これでは会話が続きません。そして、仮に続いたと...