「今日はダメでした……」と、誰かに話を聴いてほしそうな若手営業パーソン。このとき、「話し相手を誰に求めるか」によってその後の道が分かれると、あるトップ営業パーソンは言います。

「営業成績が良く、常に努力している先輩を避けてしまうような人は、徐々にダークサイドに引き寄せられるんです。ダークサイドにいる人が言うことは決まってますよ。『まあまあ、そんな簡単に売れるわけないって。上の奴らを見たってダメだよ。そもそも素質も違うし、扱うマーケットだって違うんだから、仕方ないよ。仕事なんて切り上げて、とりあえず一杯やろうよ』。このあとは、お互いに傷の舐め合いですから、そこには反省も学びもなく、なんの解決にも成長にもつながりません」

自分にポジティブ・エナジーを送ってくれる人と接するように努力することが望ましい、自分はもそうしてきた、と彼は言います。

「どんな人を手本にすべきなのか。売れていればよいというものではないんです。自分の業績にあぐらをかくことなく、謙虚に素直に、いつも自分を高めるための研鑽を習慣化している人にこそ、話をしてもらうべき。営業の仕事って、『下りのエスカレーターを登り続ける』ようなものだと思います。常に上がり続けないと、自然に下がっていってしまうんです。

負の感情のエネルギーは強大です。妬みや嫉みを抱くと、人は一瞬でダークサイドへと転がり落ちてしまいます。それに対して正義感や誇りや優しさは、一段一段の積み重ねでしか到達できないんです。手本とすべき方からは、こちらが辛い時でも耳の痛い話ばかり聞かされるかもしれませんが、そこから逃げてははいけません」

営業という仕事は、不調が続くと、ともするとお客さまのことよりも自分のことばかり考えてしまったり、安易な道を行こうとする力がどうしても働いてしまいがち。でも、「〈フォース〉を持つ仲間をたくさんつくることです。そして、弱気になったときは、そんな仲間に力を求めること。ダークサイドに陥らないよう、お互いに気を付けていきましょう!」

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