年上の人から「可愛がられる力」を磨くことはとっても大切! お客さまや先輩から可愛がられることで、自分の可能性は大きく広がります。

あるトップ営業パーソンは新人時代に、社内一位など、キャリアも業績も輝かしい大先輩が多くいる支社に配属となりました。「せっかく素晴らしい環境に恵まれたので、自分とはスケールが違う、そんな先輩から学びたいと思いました」

用事もないのに、キャリアや年齢のかけ離れた先輩に話しかけるのはどうしたらよいかわからないという人も多いはず。彼は何から始めたのでしょうか・・・?それは挨拶でした。

「出社したら先輩の所まで行って『おはようございます』と挨拶する。外出するときも『行ってきます』と挨拶する。先輩が出かけるときには、もちろんですが『行ってらっしゃい』と声をかける。そうやってわざわざ挨拶してくる後輩を可愛くないと思う先輩はいませんよね(笑)」

彼は、「先輩に対して、まずは後輩から話しかけなくてはならない」と言います。

「なぜなら、先輩から後輩に話しかけるメリットはないからです。それに特に昨今はパワハラにも敏感なので、先輩もむやみに後輩に声をかけようとは思ってないかもしれません。だから、声をかけてもらうのを待っててはダメです。後輩から声をかけさせていただくんです。もちろん礼節は大切ですが、仮に『マナーがなってない』と指導してもらえるなら、それも有難い機会じゃないですか。社内で教えていただくのはローリスクハイリターンです(笑)。教えてもらいたいなら、受け身でいちゃダメなんです」

顔を見て挨拶することの大切さ。彼は現在、研修会講師として社内外で引っ張りだこの存在ですが、先日はこんなことがあったそうです。「講演の後に後輩から、『お話聞かせてください』というメールが来たんです。でも、講演を聞いたんだったら、まずその後に直接挨拶に来たらいいと思うんですよね。メールをしてきただけの後輩と、直接話しかけてきた後輩、どちらが可愛がられるかは明らかですよね」

This article is a sponsored article by
''.