スポーツでは必要な動きなどを何度も練習して体に覚え込ませて、無意識でも脊髄反射のレベルで実行できるようにしていますよね。

営業という仕事も同じことです。仕事に必要なことは、「意識して一生懸命行う」のでなく、「無意識でも自然にできるようにする」==すなわち「習慣」の次元にまでする必要があります。

挨拶、整理整頓などの基本的なものに始まり、所作、話し方、技術、実践方法、心の持ちようなどは、毎日毎日の反復・継続・修練を通してはじめて、「習慣」というレベルになっていくのです。

「できる営業パーソンはいかに習慣を形成するかに着目している」と、あるトップ営業パーソンは語ります。

同時に、「『習慣』というと普通『良い習慣』にだけ目を向けてしまうのではないでしょうか?そして、『良い習慣』を身につけないと、単にゼロベースに戻るだけ、だと考えませんか?でも実は、良い習慣を意識して身につけないと、その対極の、悪い習慣を身に着けることになってしまうんです」と彼は言います。

たとえば、『早起きするという良い習慣』を身につけなければ、それは、『早起きしないという悪い習慣』を身につけることであり、『挨拶するという良い習慣』を身につけなければ、それは「挨拶しないという悪い習慣」を身に着けることになるんです。「大事なことは、良い習慣を意識的に身につけること。それでなければ、裏返して悪い習慣を身に着けてしまう。それが、習慣の恐さなんです」と彼は言います。

「『考えが変われば行動が変わり、行動が変われば習慣が変わり、習慣が変われば性格が変わり、性格が変われば人格が変わり、人格が変われば人生が変わる』というフレーズがあります。

考えを変えて行動を変えるには『勇気』が必要です。勇気を振り絞って行動を変え、その行動を持続して習慣を変えることができれば、性格・人格・人生は自然と変わっていくのです」

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