中学時代、サッカーで県大会を優勝した経験を持つ、あるトップ営業パーソン。競技生活で得た教訓は「努力は、自分一人だけではできない」ということでした。

「思い返すのも嫌なくらい本当にハードな練習でしたが、結果的にはとても強く、逞しくなることができました。それに、これだけ練習したのだから負ける気がしないという、強い気持ちを持てるようにもなりました。しかし、自分一人の力だけであれだけの練習をこなすのは無理です。監督やコーチの存在があったからこそ、できたんです」

トップ営業パーソンは、「ジムでトレーナーを付けるのも同じこと」と言います。「自分の限界まで筋トレをしたところで、トレーナーに『あと3回やってみましょう!』と言われたらどうでしょう。これが不思議と、限界を超えて頑張ることができる。自分一人の力だけでは無理です。自分以外の力を借りる、自分に寄せられる期待やチャレンジ、ときには絶対に無理と思うことでも、拒まず受け止めて一回乗っかってみる。それによって、思いもしなかった自分の伸びしろに気が付くこともあるんです。

具体的な数値目標だけでなく、『後輩に背中を見せる』という気持ちでもいいですし、同僚や先輩への期待に応えるという気持ちでもいい。あえて、周囲に宣言をすることで自分のコミットを強めるために「利用」したらよいと言います。

マンネリだな・・・と感じるとき、自分の殻を破って成長したいとき、今までの延長上ではダメ。何か変化を起こすために、他の力を借りて大きく自分を伸ばしてみませんか?

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