あるトップ営業パーソンのスランプ脱出法は、「落ち込んだときにこそ、人に会う」です。

「スランプもあれば、ヘコむこともあります。そんなとき、足が止まってしまう営業パーソンも多いでしょう。でも自分は逆。人に会うことこそがスランプ脱出法でありストレス解消法です。馴染みのお客さまのご苦労話を聞けば、自分はこんなことで落ち込んでいちゃいけないと思う。頑張ってらっしゃる話を聞けば元気になる。頼りにされればうれしい。そしてまた新しい出会いが生まれるかもしれない。だから、とにかく人に会いに行くようにしています」

結局、いざというときに会いに行けるお客さまがどれだけいるかということに、営業パーソンの真価が問われるとも。「私にはお客さまの中でも、胸襟を開いて甘えさせていただけるお客さま、敢えて厳しいことを言ってくださるお客さま、新しい視点を与えてくださるメンターであるお客さまがいらっしゃいます。自分の状況に応じて、あえてお時間をいただいて、自分を叱咤していただいたり、背中を押していただくこともあります。いろんなお客さまが私を支えていただいていると感じたときに、営業の仕事をしていて本当に良かったと感じます」

彼の口調からは、お客さまととてもよい関係を続けていて、お付き合いや新たな出会いを心から楽しんでいる様子が伝わってきます。

「全国にゴマンといる営業パーソンから自分を選んでいただいたのは、何よりうれしいこと。だから、ご成約となった以降もフォローに努め、ずっとよい関係を続けていきたいと思っています」

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