いつも笑顔でいることを心がけているという、あるトップ営業パーソン。それは「脳をだますためでもある」と言います。

「もちろん、お客さまに安心し、信頼していただきたい。よい印象を持っていただいて、また私に会いたいと思っていただきたい。だから、笑顔でいるように努めています。

でもそれだけではありません。自分のため、という意味もあるんです。どんなにつらくても、無理にでも笑顔をつくる。脳はそんなに利口じゃないと聞いたことがあります。笑うと、脳もだまされて『楽しい』と思う。笑顔でいることで、自分自身の身体の内側から力が出てくる気がするんです。笑顔を作れば、自分の気持ちをコントロールできるんです。自分で自分の脳をだまそうと思っています」

お客さまとは一期一会。セールスの仕事は一回一回が勝負です。だからこそ、第一印象は大切。せっかくお時間をいただいたお客さまに、落ち込んだ表情を見せるのは失礼だと考え、車から降りるときには必ずバックミラーで自分の笑顔をチェックしているそうです。

「営業パーソンって、時として役者のように、その時その時のシチュエーションに気持ちを合わせなければならないこともありますよね。午前中、あるお客様とお会いして、悲しいこと、つらいことがあったとしたら、お客さまと悲しみを共有し、『大丈夫ですよ』と励ます。でも、午後にお会いしたお客さまにうれしいこと、幸せなことがあるなら、『おめでとうございます!』と満面の笑顔でお祝いする。その場その場で、そのシーンのお客さまの気持ちに寄り添いながら、自分の気持ちを切り替え、お客さまの物語の登場人物にならないといけないと思っています」

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