「営業という仕事は、ある程度の年齢までは『一生懸命』『明るい』とか『可愛げがある』『体力がある』などのキャラクターを生かしてやっていくこともできるでしょう。けれども、年を重ねるごとに、キャラクターだけでは難しくなってきます。年齢を重ねて、営業としてお客さまからご信頼をいただくには、どんな分野でも構いません、何かひとつ特定の分野において、『その話について詳しく知りたいなら、あの人に聞いてごらん』と人から名指ししてもらえる人間になれるか。それが重要なんです」

専門家になるためには、闇雲に本を読んだり、学校に通ったり・・・と思う人も多いかもしれません。しかし、彼のやり方は、まず本を読んで書き出すこと。そして、単に書き出した情報を習得するだけでなく、テキストに載っている事例を、あたかも自分の知り合いの話、自分が身近に経験した話として感じられるくらい、人に説明できるようにしたのです。

彼がイメージする「真の専門家」とは、難しいこと、当たり前のことを、それを知らない人にもわかりやすく説明できる人。「『わかる』ということは、すなわち、『誰もが理解できるように説明できる』ことなんです。そんな専門家になってこそ、信頼されて頼りにされるんです」

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